
イベリンのバリアンのスタンドインとして、KoHのスペインロケのときに働いたよ。
スタンドインというのはダブルの一種で、撮影前のカメラやライトのセッティングの時に使うものだよ。
そこでスタッフは俳優と同じような体格の人物を選ぶってわけ。
僕は映画製作の関係者じゃないんだけど、友達がそれ関係で働いているんだ。
でその友人が僕に、オーランドのスタンドインを探していて、僕はちょうど同じぐらいの体格だと言ったんだ。
というわけで、ウェスカのキャスティングに行って採用されたというわけ。(その時まで失業していたんだよね)
僕は特にオーランドのファンというわけじゃないんだけど、そこでの体験は素晴らしいものだった。僕が会った中で特にリドリー・スコットとリーアム・ニーソンに感服したね。
オーランドは上品で、時折物静かで、とてもシャイな人だったよ。そして、仕事に関しては非常にプロフェッショナルだった。
彼は親切で、撮影中とても近くに居た時は、いつもちょっと声をかけてくれたよ。休憩中は人と付き合うよりも、犬や馬と戯れる方を好んでいたな。
僕は仕事が始まったとき、凄く興奮していた。でも幾日か経った後、スター俳優たちも仕事をする普通の人で、それが普通であるって事がわかった。
僕は映画、とくに歴史物が好きだ。だからこの撮影体験ってのは、僕の記憶の中でも最高のものとなったよ。
やぁ、アナ! あいにく写真は1枚しかなくて、僕がバリアンの服を着てセットに立っているものなんだ。でも写りがめちゃくちゃ悪い。カメラと携帯電話は絶対に持ち込み禁止で、写真を撮る事が出来なかったんだ。撮った1枚は、撮影最終日に記念として撮らせてくれって頼んだやつなんだ。
僕が働いた撮影はロアーレ城でのほんのわずかな週だった。でも、うん。映画は素晴らしいと思うよ。主なシーンと戦闘シーンはモロッコで撮影されていて、僕は知らないけどね。
予告編に出でいない対話のやり取りとシーンの一部について詳しく説明できる。でも警告なしにネタバレするのは良くないと思う。それにこの映画の公開前、そして公開後も詳しい内容(でも友達にはもう話しちゃった)について口外しないって誓約書にサインさせられたんだ。
僕が知る限りでは、ロアーレ城の撮影は映画で15分ぐらいになるだろうな。シーンは映画の始まりと終わりのはず。ラストシーンは2種類、撮影(とても似ている)されたよ。ラストのうちどっちが採用されるかわかんないけど、一方はバリアンが「私は鍛冶屋です」というものだ(これは映画で色々な意味を含む言葉さ)
やあ、myturn。君のアドバイス通り、読んだ記事を全部信じちゃいけない。僕個人の体験なんだけど、ローカル誌では物事が面白おかしく歪められちゃうんだよね。
例えばだ。大きなブタがセットで逃げた時、オーランドがまるで悪魔を見たように跳び上がって逃げ始めたっていう事件を読んだよ。確かにブタ脱走事件は起きたのは確かだ。何せ近くで見ていたからね。でもこのブタは係員に押さえられていて、誰も逃げる奴なんていなかったし、危険でもなかったよ。
あとオーランドが工場で彼に火が移るという危険な撮影を、自分でやるって主張したという記事も見たね。でもこれは馬鹿げているよ。だって彼は火をつけられないからね(燃やされたのは司祭)。そしてもちろんスタントがやったよ。
僕が思うに、この内容はもう1つ別なシーンとごっちゃにされたんじゃないかな?
もう1つのシーンってのは、彼が馬に飛び乗って炎から逃げるというもの(映画では次のシーン)。この時、彼とスタントの人が交代で撮影していた。そしてこれは監督がどっちを採るかっていう判断しだいでやられるもんだよ。
やぁ、ライラ! 僕もウェスカがヨーロッパプレミア権を得ようとしているって聞いたよ。でも信頼できるかどうかはわからないな。(僕に仕事をくれた)友達に一体どうなっているのか聞いて、また報告するね。
いずれにせよ、ロケ地のロアーレ城(ウェスカから1時間半、サラゴサから1時間15分かかる)に来るのを強くお勧めするよ。そしてホテルはクルーたちが撮影中滞在した"Villa de Ayerbe"がいいよ。彼らが居た時の写真や話を教えてくれるだろうからね。例えば、オーランドが27歳の誕生日を祝ったものと同じダイニングルーム(写真が飾られている)で夕食やランチを摂れる。ついでだけど、その日僕は彼と握手をしたんだ。
今そこは閑散としているけど、映画が上映されたらまた混雑すると思うな。
やぁ、マリア。いや、エドワード・ノートンとは会わなかったよ。彼はモロッコだけで撮影したんじゃないかな? 実際予告編が出てきてここを読むまで、彼が居たとは知らなかったよ。
他の俳優ではマイケル・シーン(司祭役)と会った。後で彼は以前、オーランドと"オスカーワイルド"で共演していたってわかった。そして最も面白い人はブロンソン・ウェブだね。彼はハリーポッター最新作(アズカバンの囚人)でチョイ役として出ているよ。彼と僕、そして他のスタンドインのみんなとても仲良くなったよ(多分彼があんまり有名じゃなかったからね)。彼はチョイ役で鍛冶屋見習いの役を演じていた。
もしエドワード・ノートンがモロッコに居なかったのなら、アンダルシアで働いたんだろう。
KoHのスタッフはそこでも撮影していたしね(多分Palma del Rioで)。でも彼の役は映画では非常にちっさいだろうね(僕は仮面をつけた王は彼じゃないと思うんだけど・・・)。
やぁ、octsky! 僕の知る限りじゃロアーレでの撮影では、彼の家族や友達は訪ねて来ていなかったよ。でも撮影は、たった数週間だったから普通の事だよ。
ロアーレで撮影されたこの2つをよく覚えているよ。それは僕が関わったからね。

ネタバレ:
これはバリアンが井戸の水を飲んだところ。 |

ネタバレ:
このバリアンは何かを食べていて、そこに彼ら(多分警備兵)がバリアンを逮捕してきて、牢獄に入れるシーンだ。彼らを先導したのは、バリアンを指差して「この男です!」って叫んでいた、血が半分繋がった司祭の兄だよ。 |
本当にSEEが出るのが待ちきれないよ。だってね、ロアーレで撮影されたシーンの多くがカットされているんだ。それらは本当に興味深いものだよ。
ネタバレ:
バリアンの母と若いゴドフリーのフラッシュバックが観られるはずさ。バリアンの妻の埋葬シーンはもっとあるし、バリアンがベッドの上で目を覚まして、妻が自殺に使ったロープを掴むシーンとか、息子の揺り籠を炎の中に投げ込むシーン、ロアーレ城内での夕食シーン、バリアンが牢獄にいるシーン、そして解放されるシーンもあるよ。(僕は年老いた番人と、彼のバリアンへの助言が本当に気に入っているんだ) |
あとこの画像では見られなかったけど、SEEではバリアンの犬も見られる事を願っているよ。この犬は映画の始まりのほとんどのシーンでうろちょろしていたから、SEEでは見られると思うよ。
Beethoven氏とElf Lady:映画冒頭は明確に変わった。確かにバリアンの妻の埋葬から始まるが、司祭(すぐにバリアンの兄だと判明する)と墓堀人夫(後にまた現れ、エルサレムの防衛のため騎士叙任される)の間にちょっとした会話がある。司祭はバリアンが正気ではないと濡れ衣を着せ、彼は現在、獄中にいることが分かる。さて最初にバリアンの姿を見るのは、実は手短に言うと、フラッシュバックだ。そのフラッシュバックとは、バリアンが庭の手入れをしている妻を家から見ている、というものだ。だが現在バリアンは牢獄に繋がれていて、幸せな頃を思い起こしているのだ。次に領主と司祭の会話シーンがあり、鍛冶屋が必要であるため、バリアンを釈放する事が明らかになる。そこでバリアンは技術者であり、包囲兵器などを作っていたことに言及している。(彼らが全ての攻城櫓を倒し、サラディンから尊敬を得るというエルサレム包囲戦への伏線になっている) 2幕後、バリアンがボードワン4世に初めて会うとき、街の防衛への助言を追うからしてもらうというちょっとした追加シーンがあるよ。
ゴドフリーと部下が、領主と城で正餐を取っている時、町の領主がゴドフリーの兄であることが判明し、兄弟間の力関係が明らかになる追加シーンがあるよ。領主の息子は町の警備兵で、後に兄殺しをしたバリアンを追いかけてきて、ゴドフリーに「叔父上」と呼び掛ける。この領主は、ゴドフリーが故郷に帰ってきたことを、酷く嫌っているという感じを受ける。最後に、劇場版のバリアンが姿を見せる(鍛冶工場で一心不乱に働いている姿だ)までに、バリアンが妻の死に対処するという追加シーンが2〜3あるよ。
この投稿はホント面白いね。
僕はまだ若いゴドフリーとバリアンの母親のようなシーン(これもやっぱりフラッシュバックね)を見逃しているよ。バリアンがぐちゃぐちゃになって家のベッドで起き上がるシーンとかね。
墓堀人夫(マーティン・ハンコック)の話はとても気になるね。彼はフランス人俳優で、十字路の埋葬地のシーンで会ったよ。そのシーンで彼は歌を歌い、他の墓堀人夫が掘っている間に司祭とちょっと会話して、最後にバリアンの妻の首を切り落としたんだ。
撮影の後、彼と話して、映画での役柄について訊ねたんだ。彼は「バリアンの友人」を演じているって言っていた。けど映画の後半で騎士になるって教えてもらえなかったんだ。だから冒頭の埋葬シーンで出ているだけだと思ってたんだ。でも映画を見たら、バリアンが騎士叙任しているシーンでまた出演していて、彼が「友達」って言った理由が分かったよ。
フラッシュバックシーンの始まりは、牢獄にいるバリアンのクローズアップから始まるんだ。リドリー・スコットが望んでいたバリアンの表情を得るまでに、長い時間がかかっていたよ。彼はバリアンの頭が右に傾き気味で、顔半分に光が当たり、半分は陰になる状態で、悲嘆に暮れて物思いに沈んだ表情が欲しかったんだ。
それじゃあバリアンの犬については? 誰も今まで話していないよね。でも延長版DVDに入れられているのは、まず間違いないと思うよ。
例えばバリアンが牢獄から出されたとき、犬が彼を待っていて、村の道を通りむけて彼についていくんだ。バリアンがベッドで寝ている時は、犬もその近くで寝ていて、彼が食事をしている時は、彼のそば近くに寝そべっている。そして彼が息子の揺り篭を炉に放り込むときも、犬はすぐそばにいるんだ。
犬をバリアンの近くに居させる為に、監督が「アクション」って言った時に、オーランドは犬にちょっとしたお菓子をあげなきゃならなかったんだ。そしたら彼の後をついていったからね。あと撮影の合間には、オーランドはその犬の友達の犬と遊んでいたね。
あ、あとカットされた埋葬シーンで、バリアンと司祭が跪いて、もうちょっとでちっちゃなボールを埋める所だったよ。まるで犬がここにバリアンの妻が埋葬されたのを知っているかのように、地面を引っ掻かせるためにね。でも結局、やらなかったんだ。
夕食シーンは城の内部での事だよ。実際には城の礼拝堂を使っていて、食堂に変えて撮影したんだ。城を紹介している特典映像のドキュメンタリーを見たら、城の中にある修道院を見せるよね。そこで夕食シーンが撮られたんだ。大きな煙突は本物じゃなくて、祭壇を覆ったものなんだよ。
犬はGolfoって名前で、そんなに大きくないよ。まぁ普通ってところだね。
それで、うん。毛並みにシャギーだけど、黒じゃないよ。
この画像の犬はとっても似ているけど、もうちょっとグレーがかっていたと思うな。